瀬織津姫 : ホノコヒメの癒し:小野神社(多摩市)

こんにちは!今回は東京都は多摩市に鎮座する武蔵国一之宮小野神社について書きたいと思います。

朱塗りの社が女性らしい

最寄り駅は京王線の聖蹟桜ヶ丘ですが、実は父がこの付近でお店を経営していました。幼少期から馴染み深い土地ですが、小野神社の存在を知ったのはつい最近のことでした。

ホノコさん(瀬織津姫の名で知られる)を祭る神社がないか探していたところ、こちらの神社を見つけました。

小野神社御祭神

ホームページを見ると、主祭神は天ノ下春命瀬織津姫命と書いてあります。天ノ下春命とはホツマツタヱで言うところの、オモイカネさん(アマテルカミの左の臣)ワカヒメさん(アマテルカミの姉)との間に生まれたシタハルさんのことです。

では、瀬織津姫命とは、ホツマツタヱではどのように書かれているのでしょうか?

瀬織津姫命とは

瀬織津姫命とはホツマツタヱでは、アマテルカミ(天照大神)正姤です。セオリツヒメという名とムカツヒメ(アマテルカミと一対一で向かい合う方の意)の名があります。

あめのしずくトップ画像はホノコさんなのです

その名の通り、アマテルカミが最も愛したお妃で、アマカミ(古代の天皇の呼び名)の右腕となります。駿河一帯をおさめていた名家:オオヤマスミ家のご出身で、生まれは静岡県の三島大社あたりとされています。

ソサノヲさんの暴挙がきっかけで、ホノコさんの妹のハナコさんが亡くなってしまいます。ソサノヲさんは死刑を言い渡されますが、ホノコさんの除名嘆願によりソサノヲさんは死刑を間逃れます。

きっと、ホノコさんは思慮深く、慈悲深いお方だったのでしょう。ホノコさんはアマテルカミとの間に皇太子オシホミミを授かります。

※当ブログでは、基本的に親しみを込めて人物は「~さん」付けしております。ただし、アマカミなど高貴な方や眷属に関しては、敬意を込め敬称略で記載する場合があります。

ホノコさんに呼ばれる?

実は前々から小野神社には参拝に行きたかったのですが、なかなか予定が合わず、実現しませんでした。ですが、こちらから「お会いしたい!」という気持ちはちゃんと御祭神に伝わります。

余談ですが、行きたい神社になかなか行けなくても、気にする必要はありません。それは、御祭神側と皆さんのご都合があるからです。タイミングが合った時に参拝のチャンスが訪れます。

小野神社のこともすっかり忘れていたある日、ぱっと「小野神社!」と閃きがきました。(私はだいたい閃きかインスピレーションで「呼ばれた!」と察知します。)ようやく参拝できるチャンスが訪れました。

神社に呼ばれる理由とは?

ここで、神社に呼ばれるとは?そして呼ばれる理由とは何か考えてみたいと思います。

皆さんが頻繁にある神社を見聞きする突然その神社の名前が閃く時は、その神社から呼ばれている可能性があります。

神社に呼ばれる理由は、大まかに分けて以下の3つの理由が考えられます。

  • 御祭神が皆さんに良くないものがついているので、祓ってくだろうとしている。
  • 御祭神が皆さんの願望成就の手助けしたいと思っておられる。
  • 御祭神が皆さんと御縁を結びたいと思っておられる。

ホノコさんが呼んでくださったということは、こちらの神社でホノコさんと繋がれることを意味します。

早速、小野神社へ向かったのですが。。。

ホノコさんはどちらに?

朱塗りの立派な本殿

早速、本殿の前で祝詞を奏上し、自己紹介をしましたが、「。。。。」反応がありません。

なんというか、不在という感じなのです。

呼んでくださったからには、おられると思ったのですが、私は少しがっかりして帰宅しました。

参拝後に起こった異変

小野神社は武蔵国一之宮神社です。私は一之宮神社に参拝するとかなりの確率で参拝前後に睡魔に襲われ、強力な毒出し(悪いもの、悪い感情が排出されること)が起こります。

小野神社に参拝した当日は何ともありませんでしたが、翌日から異変が起こりました。

突然、野菜をもりもり食べ始める

最近、出先で食事をすることが多く、食事が偏っていたのですが、参拝後に無性に野菜が食べたくなりました。とにかく野菜やサラダを沢山食べています。

お陰で仕事も絶好調で、夏バテはどこへ行ったの?というくらいの爽快ぶりです。

参拝二日目の謎の睡魔

参拝の二日目に謎の睡魔に襲われます。単なる睡眠不足かと思うかもしれませんが、明らかに神社参拝後の眠気が今になってやってきたという感じでした。

ホノコさんが私についている悪い習慣や悪いものを祓ってくださったのでしょう。本当にありがたいです。

残念ながら、本殿でご本人の気配は感じられませんでしたが、ホノコさんの癒しのパワーを参拝後に実感できました。

そんな素敵な小野神社、是非機会がありましたら、参拝してみてくださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

長野県諏訪市 諏訪大社とタケミナカタさん

こんにちは、今回は随分前に参拝した長野県は諏訪市に鎮座する諏訪大社と、御祭神のタケミナカタさんについて書きたいと思います。

諏訪大社は前宮、本宮、春宮、秋宮の四社からなっています。諏訪大社のホームページを見ると、御祭神は建御名方神、八坂刀売神、八重事代主神と書かれています。

タケミナカタさんについては後ほど詳しく述べたいと思います。

のどかな風景が広がる長野県

諏訪大社参拝のきっかけ

参拝当時はホツマツタヱは知らず、ネットで諏訪大社がイスラエルの失われた十支族とかかわりがあるのでは?という日ユ同祖論をYouTubeやブログを読んで興味を持ちました。

日ユ同祖論とは、世界に散らばったイスラエルの失われた10支族の1支族(第9族エフライム族、第5族ガド族、または第7族イッサカル族)の数人が日本に移住したという説があります。(引用元:Wikipedia)

上社前宮にある「十間廊」という建築物が、イスラエルの「聖所」と呼ばれる幕屋に由来する説があります。

御祭神のタケミナカタさんと歓迎を受け、また本宮でお会いした意外な御祭神についても触れていきます。

諏訪大社四社巡り

まずは前宮から参拝しました。

前宮の鳥居

前宮はとても暖かい優しい気で満ちていました。御祭神はタケミナカタさんと奥様のヤサカトメノミコトさんと書かれています。

暖かく出迎えてくださっている様子が伝わりました。前宮の奥がお二方の墳墓となっており、古来より禁足地になっています。

冒頭で述べた、十間廊も前宮で見学できます。

上社前宮の十間廊

本宮の御祭神

次に向かったのは本宮です。ものすごく歴史の古い神社という印象を受けました。

先に拝殿に参拝した夫が「雄々しくて壮大な神様だったよ」と言っていたので、ワクワクしながら拝殿に向かいました。

早速ご挨拶をしたところ、大きくて黒い蛇のお姿が見えました。

こんな感じに見えました(背景は架空の神社にしています)

「あっあれ?」と私はびっくりしました。拝殿におられたので恐らく御祭神なのでしょう。

なんで蛇の神様なんだろう?」と不思議に思いましたが、帰宅後にネットで調べたところミシャグジ様という神様が諏訪の地で信仰されていたことが分かりました。

ミシャグジ:中部地方を中心に関東・近畿地方の一部に広がる民間信仰(ミシャグジさま信仰)で祀られる神(精霊)のこと。(引用元:Wikipedia)

本宮にミシャグチ様がおられたということは、縄文時代に起源を持つ自然崇拝が信仰されていたことを物語っています。つまり、諏訪の地をおさめていたタケミナカタさんが、ミシャグチ様の信仰を認めておられたのでしょう。

諏訪大社・下社春宮

次は下社の春宮を参拝しました。こちらは本宮と雰囲気が少し変わります。結婚式も執り行われており、幸せオーラで満ちていました。

結婚式も行われていました。

こちらの御祭神もタケミナカタさんとヤサカトメノミコトさん、ヤエコトシロヌシさんとなっています。

ヤエコトシロヌシさんとは?

ネットで見ると八重事代主とは事代主の別名とあります。つまりホツマツタヱで言うところの2代目モノヌシのクシヒコさんを指します。

ちなみにコトシロヌシとは役職名で副大臣に相当します。クシヒコさんは若い頃はコトシロヌシで、後に父のオホナムチさんの後を継いで、モノヌシになります。

つまり、御祭神はタケミナカタさん、ヤサカトメノミコトさん、クシヒコさんということになります。

ホツマツタヱのヤエコトシロヌシさん

ホツマツタヱでは、ヤエコトシロヌシさんはクシヒコさんの息子のミホヒコさん(三代目モノヌシ)の次男のツミハさんを指します。

では、諏訪大社の御祭神のヤエコトシロヌシとは、クシヒコさんとツミハさんどっちなの?という話になりますが、(私は)クシヒコさんだと思います。

理由はクシヒコさんの方がよりタケミナカタさんと近い間柄だからです。(クシヒコさんはタケミナカタさんの腹違いの兄になります。)

諏訪大社・下社秋宮

下社秋宮には子安社の陰陽石というものがあり、当時妊活中だった私は子授けの御利益があると聞いて楽しみにしていました。ところが、どこを探しても陰陽石が見当たりません。

「あれ?あれ?」と夫と探し回りますが見つかりません。

子安社の下の柵をかがんで覗き込むと、ありました!しかも男性と女性の大切なところの形をしています。(※そのため写真は掲載できません。)

ホツマツタヱではサルタヒコさんが男女の陰部をかたどったものを人々が集う神社に飾ったと書いてあります。男女の陰部から生命が誕生するため、神様として尊く崇めていたのでしょう。

陰陽石の男性側を撫でると男の子が、女性側を撫でると女の子が授かるとのことで、男性側を撫でたのですが、ちゃんと男の子が授かっています。

ホツマツタヱのタケミナカタさん

ホツマツタヱでは、タケミナカタさんはどのように書かれているのでしょうか?

その前にホツマツタヱは景行天皇の命令でクシミカタマさんとオオタタネコさんとが編纂した歴史書で、基本的には古代のアマカミ(天皇)を中心に書かれています。

ちなみに、クシミカタマさんはソサノヲさんの六代目、オオタタネコさんは十代目の子孫にあたります。

そのため、タケミナカタさんに関する記述は限られていますがご紹介します。

その前に出雲の国譲りのお話をしておきます。

出雲の国譲りとは

出雲をおさめていたオホナムチさんは持ち前の人格と政治力を生かして、出雲の国を豊かにします。そして、自分たちの社を朝廷の宮より立派だと言って、驕り高ぶります。

それを朝廷側が悟り、一国の豊かさは反乱を招く危険性もあり、出雲に次々と使者をおくりますが、オホナムチさんは使者を丸め込んでしまいます。

朝廷側の使者であったアメワカヒコさんは、すっかりオホナムチさんに同賛して、朝廷側の使者に弓を放ちます。そこで、朝廷側が平定軍を差し向けます。

慌てたオホナムチさんはミホの地に隠棲していた息子のクシヒコさんに助言を求めます。クシヒコさんは慢心した父を諌めるために、役職を退いて、隠居生活をしていたのです。

クシヒコさんは「民を幸せにする朝廷は尊いので、降伏するしかありません。」と父を説き伏せます。

クシヒコさんのお陰で戦は間逃れ、オホナムチさんは出雲を離れて、ツカル(津軽地方)の地へ赴きます。これが出雲の国譲りです。
ここでクシヒコさんの人格の素晴らしさが光ります。朝廷をないがしろにはしないのです。それどころか役職を退いて潔く身を引きます。地位や名誉に執着している人であればなかなか出来ないことです。

また、息子に助言を求めて、息子に従うオホナムチさんも立派です。慢心したとはいえ、誰でも栄光を手にすれば、無意識のうちに驕り高ぶるものではないでしょうか。

息子が説き伏せても、決して親の権威を振りかざしていません。オホナムチさんも謙虚で優しい人ということが伝わります。

最後まで抵抗したタケミナカタさん

朝廷から送られた平定軍に最後まで抵抗したのがオホナムチさんの息子のタケミナカタさんと言われています。

タケミナカタさんはクシヒコさんの母であるタケコさん(アマテルカミの娘)から生まれたのではなく、オホナムチさんの別の妻から生まれた方です。

オホナムチさんは傲慢になったとはいえ、謀叛を起こしたわけではないので、タケミナカタさんも納得いかなかったのではないでしょうか。

ただ、朝廷側としては一国が豊かになると反乱の危険性もあり、一国の主が朝廷をないがしろにする言動と態度は見過ごせなかったのでしょう。

タケミナカタさんは諏訪の地で平定軍のタケミカヅチさんに降伏したとホツマツタエに書かれています。

諏訪の地をおさめたタケミナカタさん

タケミナカタさんは国譲り後は信濃の国をおさめていました。

朝廷が獣肉食禁忌令を出した際にも「信濃の国は寒いので獣肉食を採ることをご承知ください。」と朝廷に伝えているため、朝廷に従っていたことが分かります。

信濃の国を開拓し、地元に方にも慕われていたと思います。全国に25,000社もある諏訪大社の総本山ですから、多くの方々の崇敬を集めていたのでしょう。

そんな素敵なタケミナカタさんに会える諏訪大社に是非機会がありましたら参拝してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

当ブログの参考図書はこちらです。

江ノ島の神様との約束 その②

こんにちは、前回のお話の続きです。江ノ島の神様が、タケコさん、タキコさん、タナコさんということが分かりました。

では、3姉妹の両親はどなたなのでしょうか?

3姉妹のご両親は?

3姉妹のご両親父:天照大神(アマテルカミ)母:ハヤコヒメです。ハヤコさんはアマテルカミの従兄妹にあたる方です。アマテルカミの父のイサナキさん(一般的にはイザナギノミコトと呼ばれる)とハヤコさんの父のクラキネさんは兄弟です。

3姉妹の父:アマテルカミ

アマテルカミ(一般的にはアマテラスオオミカミの名で知られる)は第8代アマカミです。アマカミとは古代の天皇を指します。

外祖父のトヨケカミ(豊受大神として知られるアメミヲヤ(絶対神、創始神のニュアンスに近いに八千回もお祈りして誕生されました。

※紀元前1000~500年の間で既に、創始神が信仰されていました。旧約聖書が書かれたのが紀元前400年頃と言われていますので、初代アマカミのクニトコタチ(紀元前4000年頃)まで遡れば、日本の信仰・哲学観は非常に歴史が古いことが分かります。
創造神の呼び名アマカミ年代
アメ初代:クニトコタチ紀元前4000年頃
アメナカフシ三代:トヨクンヌ紀元前1500年頃
アメミヲヤ六代:オモタル・カシコネ紀元前1000~500年頃
参考図書:縄文人の心を旅する 池田満

アマテルカミはどんな方?

ホツマツタヱ関連書籍を読む限り、とても素晴らしい人物だと分かります。アマテルカミの卓越した指導力によって国は豊かになります。アマテルカミは人の真の幸せとは何か?人とは何であるか?哲学的な洞察を深めた方です。

チヨミ草(不老長寿の薬とされた)という苦い野草を常食し、たいへん長生きされました。晩年は伊勢の地で人々の教導にあたり、外祖父のトヨケカミカミアガリ(生きながら洞穴に入り、死を迎えること)された場所(京都の久治岳とされる)でお亡くなりになります。

トヨケカミやアマテルカミのように、「生きながら世の民の幸せを願って、ひとり洞穴に入って死を迎える」ことはなかなか出来ないことではないでしょうか?(私利私欲にまみれていたら出来ません。)

昨今、日本人の自己肯定感の低さが指摘されていますが、これほど道徳性と、精神性を持つ素晴らしいご先祖様がいらっしゃることを誇りに思っていいと思います。

アマテルカミの時代(紀元前1000~500年頃には既に、大地が地球(クニタマと呼ばれた)として認識され、円周率は3.16(現代の3.14に近い)として認識されていました。

縄文時代といえば、一般的に文字や文化を持たず、狩猟や木の実を収穫する原始的な生活をしていたと考えられがちですが、既に高度な国家と文化があったということになります。(この話はまた別の機会にブログで書きたいと思います。)

3姉妹の母:ハヤコヒメ

3姉妹の母はハヤコさんという方で、アマテルカミの妃となります。姉のモチコさんもアマテルカミの妃で、第一子(ホヒノミコト)を産んでいますが、ホノコさん(瀬織津姫の名で知られる)が正姤に選ばれたことを妬みます。

ハヤコさんもまた、アマテルカミの弟のソサノヲさんに恋してしまい、姉妹でアマテルカミを亡き者にして、ソサノヲさんをアマカミにしようと画策します。

そのことが、ホノコさんの妹のハナコさん(同じくアマテルカミの妃)に知られてしまいます。ハナコさんは姉のホノコさんに報告し、罪が発覚します。

怒ったソサノヲさんは屋根に馬を投げ入れて、その場に居たハナコさんは機織り機で事故死してしまいます。一連の事件に心を痛めたアマテルカミは岩戸にお隠れになります。

モチコさん、ハヤコさん姉妹は宇佐へ蟄居謹慎処分となります。ハヤコさんはそれでも収まらず、兄のシラヒトさんと父の舎弟のコクミの集団(オロチ)と共謀でソサノヲさんと縁談が上がった娘を次々殺めてしまいます。

ソサノヲさんはやむなく、オロチを征敗し、ハヤコさんを殺めます。そして、ハヤコさんの娘の3姉妹も全国を放浪する身となります。

後にアマテルカミはイセノミチ(夫婦の心得)を制定しますが、その背景にはハタレの乱やこうした悲しい事件もあったのでしょう。

3姉妹の嫁ぎ先は?

3姉妹はそれぞれ立派な家に嫁ぎます。タケコさんソサノヲさんの跡取りのオホナムチさん、タキコさんはオオヤマスミさんと結ばれ、タナコさんはイフキヌシさんの妻になります。

そして、長女のタケコさんはアマテルカミの重臣となるクシヒコさん(大国主の名で知られる)という立派な方を生み、タキコさんの娘のコノハナサクヤヒメは十代アマカミのニニキネさんに嫁いで、十一代アマカミのホオデミさんを生みます。

タナコさんの夫のイフキヌシさんはアマテルカミの弟のツキヨミさんの息子です。アマテルカミの甥たちの中でも優れた人物で、ハタレの乱(全国的に起きた叛乱)で大活躍します。

アマテルカミの親心

ハヤコさんは罪を犯しましたが、タケコさん、タキコさん、タナコさんに罪はありません。3人の娘さんたちが立派な家に嫁いだのは、娘として幸せになって欲しいというアマテルカミの親心ではないでしょうか?

江島神社で祭られていた3人の女神さまは、実はアマテルカミの娘さんで、その方たちから立派なお子様たちが生まれて育っていきました。

あの偉大なアマテルカミの娘さんなのですから、強力なパワーがあるのも頷けます。

タケコさん、タキコさん、タナコさんのことを書くと約束して月日が経ちました。どのようにブログを書くかまとまってから、江島神社を参拝し、報告しました。

参拝の帰り、駐車場で:3羽の雀

帰りの駐車場に3羽の雀が止まっていました。タケコさん、タキコさん、タナコさんが来てくれた!と思いました。当初は存在を感じられなかったタナコさんですが、ずっと閉まっていた社殿の御扉が開いていたので、来てくださっていたようです。

お三方から『よろしく頼む』そう言われた気がしました。

江ノ島の神様との約束 その①

こんにちは、今日はこのブログを立ち上げるきっかけになった江ノ島の神様との約束について、書きたいと思います。はじめに江ノ島神社について、簡単にご説明します。

神奈川県は江ノ島に鎮座する江島神社、日本三大弁財天の一つとして親しまれています。龍神エピソードや金運アップ、縁結びの御利益で連日参拝者が絶えません。

江島神社の御祭神と御利益

御祭神は辺津宮の田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)、中津宮の市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)、奥津宮の多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)です。

江島神社は女性の神様で、神仏習合の名残で江島弁財天として信仰されてきました。家計を預かるのは女性の役目ですので、金運に御利益があるのも頷けます。縁切りの御利益でも有名です。

実は前回のブログである縁切りの神社に通っていたと書きましたが、実は江島神社のことです。縁切りとはいっても、皆さんにとって良くない縁を切ってくれます。必要はご縁は切らないのでご安心ください。

江島神社と龍神

江島神社は龍神で有名な神社ですが、実際に龍神が沢山いらっしゃいます。奥津宮のすぐ左隣にある龍宮(わだつみのみや)もいつも賑わっています。

龍宮の有名な龍神像

龍神はどちらに?

私は龍宮(わだつみのみや)では、龍神の存在を感じられません。

龍宮(わだつみのみや)から更に進んだところにある稚児が淵(江ノ島の西南端、江ノ島岩屋周辺の隆起現象でうまれた海食台地のこと)に龍神が沢山いらっしゃいます。

稚児が淵までは急な階段を下りるので、小さいお子様連れの方やご年配の方はくれぐれもお気を付けください。また帰りは急な登り階段になりますので、ご自身の体調を考慮して行かれてください。

実はすごいパワースポット

江ノ島には実はすごいパワースポットがあります。稚児が淵を先に進むと江ノ島岩屋(江ノ島最奥部にある海食洞窟)があるのですが、その中に江島神社の発祥の祠があります。

この江島神社発祥の地は、地下熱のせいか温かいのです。明らかに照明の温かさではありません。薄暗い洞窟の温かい地下熱がある祠の傍にいると、まるでお母さんの胎内に戻ったような感覚を覚えます。

私はここに参拝して、金運に恵まれたり、良縁に繋がったり、良いことが起こったりと開運に導かれていきました。

江ノ島岩屋の龍神像エピソード

江ノ島岩屋は2017年の台風の被害で暫く立ち入りできませんでしたが、私は2016年に一度岩屋を訪れています。その時は、江ノ島の第二岩屋にある龍神像の前で太鼓を叩くと、龍神像の目が光るというものがありました。

龍神の目が2回光ると願いが叶うと案内板に記載されていました。

(今は龍神像の前で手を叩くと、龍神像が照明とともに鳴くという仕組みになっています。)

私は龍神に「子どもが授かりますか?」と聞いて太鼓を叩いたのですが、その時、龍神の目が2回光りました。子どもを授かるのは年齢的に難しいと思っていましたが、龍神の目が光ったのを、心のどこかで覚えていました。

そして、その3年後に息子が授かっています。

久しぶりに江島神社を参拝した理由

そのように、霊験あらかたな江島神社ですが、暫く足が遠のいていました。しかし、大抵1週間程度で治るはずの溶連菌に感染し、1カ月近くも完治しないという状態に陥りました。

抗生剤を飲んでも症状が良くならず、倦怠感が続きました。病院で検査しても異常なし、細菌検査も問題ありませんでした。ですが、漢方を処方されても改善しません。

これはスピリチュアル的な問題だと思い、強力な神社に参拝しようと思いました。その時、思いついたのが江島神社でした。早速、江島神社に参拝に伺いましたが、暫く足が遠のいていたこともあり少し気が引けます。

いつもどおり鳥居をくぐり、瑞心門に向かって階段を上っていると、御祭神から話しかけてくださいました。その時の会話がこちらです。

こんなやり取りがなされました。御祭神は「毎週参拝に来るがよい」と仰いましたが、私の運動不足を心配してのことなのです。江ノ島は行かれた方はご存じかと思いますが、一周回るとかなりの運動量です。

毎週は難しかったので、2週間から1カ月間を目途に参拝を繰り返しました。

ありがたいことに、私が全快するまで龍神を2柱つけてくださいました。回復後に龍神は帰られたのですが、色々アドバイスを下さいました。

江島神社は御朱印の種類も多く、参拝の度に頂くのも楽しい

中津宮の神様の願いとは

瑞心門の手前で話しかけてくださった御祭神は、辺津宮の田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)で間違いないと思います。やさしくて面倒見の良い神様です。主祭神ですので、とてもパワーがあります。(後に、ものすごい御祭神であることが判明します。)

中津宮の市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)を参拝した時に、なんともいえないやさしい方という印象を受けました。ものすごく歓迎してくださり、広くて深い、暖かい愛のエネルギーを送ってくださいました。

余談ですが、奥津宮の多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)を参拝した時は、存在が感じられず、この地に縁の方ではないのかもしれないと思いました。

てんとう虫で現れた神様

その出来事が忘れられず、公園を散歩している時に「いちきしまひめの事をブログに書いてもよろしいですか?」と心の中で問いかけました。その時、てんとう虫が飛んできて私の服に止まりました。

てんとう虫は私から離れず、そっと足元に置いても暫く私の傍にいました。

おそらくブログに書いて欲しいという意味だと思うのですが、いちきしまひめはとても有名な神様です。「なぜ、ブログに書いて欲しいのだろう?」と思いました。

実は江島神社を参拝した時に、境内の八坂神社を参拝したことを思い出しました。

当時はホツマツタヱを知らなったので、八坂神社の御祭神:素戔嗚尊(ソサノヲさんいちきしまひめお父さんと思い、(ネットにそう書いてありました)「御父上の素戔嗚尊(ソサノヲさん)にご挨拶します。」と言って、八坂神社の前で手を合わせました。

お社が小さいかったからか、素戔嗚尊(ソサノヲさん)の反応はありませんでした。その時、なんとも言えない違和感を覚えました。「本当に親子なのかな?」心の中で疑問を繰り返しました。。。

ネットでは天照大神(アマテルカミ)素戔嗚尊(ソサノヲさん)との誓約で、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)の3柱が生まれたと書かれています。

しかし、誓約で子どもが生まれるはずはありません。「いちきしまひめは本当のことを書いて欲しいのかな?」と思いました。そこで、いちきしまひめのことを調べてブログで書きますね!と約束したのです。

それから、随分経ってしまいましたが、ようやくブログを開設できたのです。

上古代の書物を探す

さて、いちきしまひめのことを深く知る必要があると思い、出会った書物がホツマツタヱです。ホツマツタヱは上古代に書かれた書物で代々写本として、受け継がれてきました。一般的には正式な歴史書として認められていません。

ホツマツタヱの詳細については、また別の機会でご説明します。さて、いちきしまひめはどのように書かれているのでしょうか?

ホツマツタヱのいちきしまひめ

ホツマツタヱでは、いちきしまひめタケフカミ(タケコヒメ)という方で竹生島に亡骸が収められたとのことです。

主祭神のたぎつひめのみことタキコヒメという方で、ヱノシマカミとして江ノ島で葬られました。

奥津宮のたぎりひめのみことはタナコさんとうい方で、イチキシマヒメとして、広島の厳島に祭られています。

さて、ここで皆さんは「えっ!いちきしまひめイチキシマヒメのことじゃない?」と思われたかもしれません。そうなのです。普通に考えれば、いちきしまひめイチキシマヒメです。

しかし、中津宮で私がお会いしたいちきしまひめは、竹生島に葬られたタケフカミです。なぜ、分かるかといえば、タケフカミ=タケコヒメは、実はオホナムチさんの妻であり、コトシロヌシさんの母親なのです。(コトシロヌシは役職名なので、クシヒコさんとお呼びします。)

そのため、タケコヒメ(以下、さん付けでお呼びします)の雰囲気がクシヒコさんと似ています。クシヒコさんとの繋がりで、タケコさんとも繋がれたと思うのです。

江島神社でのいちきしまひめはタケコさんで間違いないと思います。たぎりひめのみこと=タナコさんは江ノ島では存在感が薄く、関東地方に縁がある方ではないと思いました。

ホツマツタヱを見ると、タナコヒメ(たぎりひめのみこと)は九州・四国と縁が深く、亡くなられた後に広島の厳島に祭られています。

では、タケコさん、タキコさん、タナコさんのご両親はどなたなのでしょうか?それについては、また次回のブログで書きたいと思います。そして、この3人の女神様がとにかくすごい方という内容についても触れたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

参考図書:縄文人のこころを旅する ホツマツタヱが書き直す日本古代史 池田満(著)

アンガーマネージメント 心のモヤモヤは神様に伝えてみよう

こんにちは、普段の生活で穏やかに過ごしたいと思っていても、理不尽な目に遭ったり、何気ない一言で傷つくと、私たちの心はモヤモヤしてしまうものです。

そんな時、皆さんはどう対処していますか?

モヤモヤした思いを解消する方法

一般的なストレス解消法を以下にあげてみます。

  • モヤモヤした事を日記を書く
  • カラオケに行く
  • 運動してストレス発散
  • 声に出して、自分の心を客観視する
  • 瞑想する
  • 誰かに聞いてもらう
  • 散歩に行く

    様々な方法があると思いますが、小さいお子さんのお世話やご年配の方を介護をされている方は、なかなか難しいのではないのでしょうか?

    少々のモヤモヤであれば、読書や入浴、音楽を聴いたりしてストレス解消できますが、モヤモヤが爆発してしまった時、怒りをコントロールできなくなった場合はどうしたら良いでしょうか?

    怒りがマックスになった場合の対処法

    それでは、怒りをコントロールできなくなってしまった場合の対処法を説明します。

    神様に思いを伝えてみよう

    神社やご自宅の神棚の前で、自分のモヤモヤした気持ちを伝えてみてください。その際にあまりにもネガティブな感情だった場合は、神社に参拝できない場合もあります。

    そんな時は、ご自宅の神棚の前に手を合わせて、「こんなことがありました。。。」と気持ちを吐き出してみましょう。

    ご自宅に神棚が無い場合は、どこか静かで落ち着ける場所で試してみてください。

    神様に伝えるポイント

    神様に気持ちを伝えるときは、どんな出来事があったのかなぜイライラしたのかどんな点が理不尽に感じたのか、出来れば声に出して、自分の耳に届くように伝えるのがおすすめです。

    怒りで何を伝えたいのか良くわからなくなっていたり、言葉が支離滅裂になっていたり、脈絡のない伝え方になってしまっていても構いません。

    自分の気持ちを正直に神様に伝えてみてください。

    最後に

    いつも気持ちよく過ごしたい気持ちはあっても、ついイライラしてしまったり、何気ない言葉に傷ついてしまうことは誰にでもあります。

    私もそんな時はいつも神棚の神様に、手を合わせてお祈りしたり、祝詞を唱えるのですが、不思議とイライラした気持ちがスーと和らいでいきます。

    誰かに聞いてもらった!という安心感もあるのかもしれません。なんだかモヤモヤする!イライラが収まらない!という方は是非試してみてくださいね。

    産土神様、産土神社を見つけよう

    皆さんはご自分の産土神様産土神社をご存じでしょうか?

    産土神とは?

    産土神をネットで調べたところ、

    ある人物が生まれた土地の守護神を指し、その人が生まれる前から死んだ後まで守護してくれる神様

    Wikipedia

    と書かれています。必ずしも、自分の近所の神社とは限らないので、神社庁に確認すると正しい産土神を教えてもらえると別のサイトに記載がありました。

    産土神とは ~美鈴の見解~

    私は皆さんがお宮参りや七五三などでお参りした神社の神様を産土神として良いと思います。何故なら、皆さんがご縁があってその神社でお参りをされたと思います。

    その産土神様が皆さんと本当の血縁かどうかまでは存じ上げませんが、皆さん、あるいは皆さんのご先祖様がその御祭神と何らかしらのご縁があってその神社に招かれています。皆さんが、その土地に住んでおられるのも、その土地にご縁があってのことです。

    なぜ同じ御祭神を祀る神社が複数存在するの?

    話は変わりますが、はるか大昔の私たちのご先祖様は日本列島を縦横無尽に移動していました。ある土地を開拓するために、一族が集団で移住するとお社を建ててご先祖様をお祀りしていました。

    例えば出雲系の神様であるソサノヲさん、オホナムチさん(大己尊命)、コトシロヌシさん(事代主命)、タケミナカタさん(健御名方命)の子孫が出雲を離れて関東に移住すると、出雲大社に参拝できなくなりますので、関東の地に社を建てて御分霊をお祀りします。

    余談ですが、コトシロヌシさんはオホナムチさんの息子で、ソサノヲさんのお孫さんです。イミナ(斎名)クシヒコ(さん)といい、非常に優れた人物でモノヌシ(右の臣)という重職についていました。
    
    コトシロヌシの他にも多くの称え名があり、オオクニヌシ、オオモノヌシ、オオクニタマとも呼ばれていました。一般的に知られるオオクニヌシ(大国主命)とはオホナムチさんのことではなく、クシヒコさんを指します。
    

    参考図書:

    秘められた日本古代史ホツマツタヘ 松本善之助 著

    ホツマ辞典 池田 満 著

    縄文人のこころを旅する 池田 満 著

    話を元に戻して、さらに別の子孫や、後代の子孫が別の地に移住すると新たにお社を祀るため、出雲系の神社が日本各地に増えていくことになります。

    そのような理由から、同じ御祭神をお祀りする神社が日本全国に多数存在しています。御祭神と一緒にお祀りされている方の多くは血縁にあたる方です。夫婦、兄弟、祖父母・孫で一緒に祀られている神社も多いのではないでしょうか。

    オホナムチさんスクナヒコナさん(少彦名命)は実の親子ではありませんが、オホナムチさんがスクナヒコナさんを大変可愛がったので、一緒にお祀りしている神社もあります。(※スクナヒコナさんオホナムチさんの父であるソサノヲさんのいとこにあたる方です。)

    皆さんの産土神はどなたですか?

    産土神社が全国的に名の知られた神社や大きな一の宮神社でなくても、がっかりする必要はありません。是非産土神に注目していただきたいと思います。

    産土神がソサノヲさんコトシロヌシさん(事代主命)という方もおられるかも知れませんね。産土神は皆さんと本当にご縁があって産土神になられています。

    私の例で申し訳ないのですが、私はコトシロヌシさんが祀られている神社でお宮参りと七五三をして頂いたので、コトシロヌシさんが大好きで、いつも感謝を伝えています。

    そして、どの神社に参拝をしてもコトシロヌシさんは親切にしてくださいます。(もちろん、無反応の時もありますが。。。)

    ですので、皆さんが産土神様をお参りしたら、皆さんをとても歓迎して、愛情を沢山注いでくださいます。もし皆さんが引っ越しや転勤などで産土神社に参拝できなくても、同じ神様を祀っている神社でご挨拶すれば産土神様と繋がれます。

    まれに、本当の御祭神が案内板に書かれている御祭神と違うケースや案内板に書いてある主祭神がおられない場合もありますが、皆さんのインスピレーションで「ここだ!」と思ったらきっと御祭神と繋がれます。

    皆さんが大好きな御祭神や産土神様に感謝をすればするほど、皆さんの生活は実り豊かになっていきます

    コトシロヌシさんにお会いすると、いつもこの国の発展のためにご尽力くださり本当にありがとうございます。愛していますー!と心の中で叫んでいます。

    是非、産土神様をチェックしてみてくださいね。

    Follow Your Heart

    本来のブログの趣旨とは少し異なりますが、この内容は書きたいと思いましたので、記事にしました。

    神社に参拝すると神様は「Follow Your Heart」(自分が心から願うとおりに行動しよう。)とおっしゃいます。なんで、神様は日本人なのに英語なんだ?という方もおられると思いますので説明します。

    神様は肉体を持っておられないので、肉声で思いを伝えるのではなく、まず気持ちを伝えます。この受け取った気持ちを、皆さんに分かりやすく言語化しています。なので、厳密に英語で伝えたわけではありませんが、皆さんがイメージしやすいように、その時にふさわしい言葉に翻訳にしています。

    神様の願いとは

    話はそれましたが、神様の心からの願いは皆さんが幸せに暮らすことです。

    あえて神様がそれを伝えるということは、自分の心の声に反して、利害関係や将来お金が稼げるからといった理由から、好ましくない人間関係を続けている人が多いのだと思います。

    参拝すれば気持ちが変わる

    これは私に当てはまることですが、過去の私は自分に自信がなく他人と比べて能力がないと思っていました。自分でも相当自己肯定感が低かったと思います。自分を否定しているので、周囲の人を否定することも多々ありました。

    神社に参拝してからは自分でも驚くほど変わったと思います。どれほどの変化が起きたのか説明します。

    ありのままの自分で良いと思える

    自分でも驚いたのが、ありのままの自分を受け入れられるようになりました。以前はネットやブログの書き込みでありのままの自分を好きになろう!と書いてあっても、なかなかできませんでした。

    神社を頻繁に参拝するようになってから心が変化したのですが、それは神社の神様が、ありのままの皆さんが大好きで、ありのままの皆さんを受け入れているからだと思います。

    他人と比べて落ち込まなくなった

    参拝するようになってから、他人と比べて落ち込むことがなくなりました。私や皆さんが周囲と比較して、標準より劣っていたとしても、かけがえのない存在です。今では、自分は一般的に見たら、標準より劣っている点があるかもしれないけど、それも含めて自分の個性だと思えます。

    中庸でいられる

    中庸とは、物事に極端に「良い」・「悪い」の判断をつけず、どちらでもOKということです。神様が良い・悪いの判断をつけないので、自然と物事に良い・悪いの判断をつけなくなりました。以前の私だったら、周囲に極端に意地悪な人がいたら、非難していましたが、今ではあまり気にせず、そういった人とも自然と距離を置けるようになりました。

    自分を大切に思える

    神社に参拝してから、自分のことを大切に思えるようになりました。以前は見た目も古くなった洋服を着ることもあったのですが、身なりを整えることも自分を大切にすることなので、小まめに洋服を交換するようになりました。自分を大切にしているので、自然と周囲の人も大切にしようと思えるようになりました。

    ~ねばならないがなくなり、あくまで自然に

    周囲にこんな人いませんか、「あなたのためを思って」とか「あなたは~しなくちゃいけないの!」とおっしゃる人。もちろん皆さんのためを思ってのアドバイスとは思いますが、本人が苦しくなってしまっては考えものです。

    先ほども申し上げましたが、神様は中庸です。「~ねばならない」とはおっしゃいません。もちろん、神様は私たちの成長を願ってはおられますが、その人が出来ないことまで要求しません

    自分が本当にやりたいことが分かる

    神社に参拝してから、本当に自分がやりたいことが分かるようになりました。以前は世間体とか、こんな仕事ならかっこいいとか、他人目線で物事を考えていたので、本当の自分が分かりませんでした。神社に参拝して、御祭神と繋がるうちに、自分の心の奥底にある願いに気づくことができました。

    コントロールする人を見極めるには

    では、自分をコントロールする人をどうやって見抜いたら良いでしょうか?その方法は、今現在、リアルタイムで自分が幸せかどうかに注目してみてください。ある関係を続けていて、あなたは幸せでしょうか?将来の幸せを信じて、自分が願わない人間関係を続けてはいないでしょうか?

    ここで私の経験をお話をします。私はある幼稚園のママ友とお付き合いをしていました。最初は気が合いましたが、そのうち、その方がマウントを取るようになりました。以前から幼稚園での人間関係に悩み、幼稚園から保育園に変えたいと思っていたのですが、なかなか転園できずにいました。

    ある時、相手のお子さんが息子を突き飛ばしても、謝らないという出来事がありました。そのことがきっかけで、自分が願わない道に居ることに気がつけたのです。

    早速、保育園を探し始めましたが、丁度その時は縁切りで有名なとある神社に定期的に通っていました。いつも待機児童が多くて、空きが出ない保育園にダメ元で問い合わせをしたら、「空きがないので、来年度までお待ちください。」とのことでした。

    その1週間後に、突然保育園から連絡があり、「たまたま空きが出たので、来月から入園できます。」との回答で本当に驚きました。すんなり保育園に転園できたので、神様のお陰としか言いようがありません。

    神社に行くと、本来の自分に自然と軌道修正されます。自分に正直に生きることほど幸せなことはありません。この記事がどなたかの参考になれば幸いです。

    神社の御祭神は神話ではなくて実在した人

    私は以前から一部の神様を除き、神社で祀られている神様は神話ではなく実在した人たちだと思っていました。何故かというと、ある神社を参拝した時に御本殿に御祭神がエネルギー体として存在しておられたからです。神話の存在でしたら、エネルギー体として物理的に存在しているのはおかしいです。

    恐らくあまりにも昔に存在していた人なので、後世の人が良く分からずに神話にしてしまったと思っていました。

    ホツマツタヱとの出会い

    それを裏付ける書物に出会いました。それがホツマツタヱです。ホツマツタヱとは、最古の完写本であり、漢字以前に存在していたヲシテという文字で書かれています。ホツマツタヱは正式な歴史書として認められていませんが、私は内容に信憑性があると思います。

    ホツマツタヱの内容は難しいですが、内容を分かりやすく解説している書籍がありますので、是非参考にしてください。

    やさしいホツマツタヱ いときょう(著)

    古代史ホツマツタヱの旅 第1巻 いときょう(著)

    神様にも性格がある

    御祭神はエネルギー体として存在しているだけではなく、性格まで分かりました。その御祭神は一般的にはスサノオノミコトと呼ばれており、ホツマツタヱでは「ソサノヲ」と記されています。※このブログではソサノヲさんとお呼びします。

    当初は別の神社に行く予定だったのですが道に迷ってしまい、偶然ソサノヲさんをお祀りする神社に辿り着きました。呼んでいただいたのかもしれないと思い、お参りさせて頂きました。

    失礼ですが、その神社の第一印象はなんだか暗い…と思いました。神社は大抵パーッと明るくて、晴れ晴れしている所が多いので不思議に思いましたが、波動がとても素晴らしく心地の良い神社でしたので、しばらく長居させて頂きました。

    神社の縁起を拝見すると、御祭神は牛頭天皇(素戔嗚尊)と明記されていました。当時はソサノヲさんのことが良く分からず、牛頭天皇?素戔嗚尊?どちらが本名?どうして名前がいくつもあるの?と思っていましたが、後から調べてみると牛頭天皇は仏教の守護神であり、神仏習合の名残で素戔嗚尊と同一人物とされたことが分かりました。

    その日は参拝者もまばらで、本殿をぐるっと回ったり、境内を歩いていたら、御祭神が本殿にいらっしゃることが分かりました。すごく不思議なのですが、ソサノヲさんの第一印象はなんだか陰のある神様という感じです。

    陰というとネガティブなイメージですが、悪い意味ではなくて昔は悪いこともしたけど、今は国のためを思ってこの国の将来を見守っているという感じです。

    ホツマツタヱの中のソサノヲさん

    後で、ホツマツタヱを読んで分かったのですが、ソサノヲさんは子供の頃からひどく泣いて、暴れてご両親のイザナギ・イサナミさんを困らせてしまいます。そして、大人になってからはソサノヲさんが起こした事件がきっかけで、お兄さんの天照大神(※当ブログではアマテルカミとお呼びします。)の妃の一人であるハナコさんが亡くなってしまいます。

    それを読んだときに、ソサノヲさんにちょっとがあるように見えた理由が分かりました。お兄さんを悲しませたことが、心のしこりに残っているのかもしれません。

    オロチを退治に行くソサノヲさんの図(※かの有名なヤマタノオロチとは、蛇ではなく盗賊のこと、村の娘たちを襲う盗賊の集団をソサノヲさんは成敗します。)

    ソサノヲさんは「我こそはソサノヲである、頭が高い!」という方ではありません、むしろ謙虚で深い愛情と慈しみを持ったお方です。そんなソサノヲさんをお好きな方も多いのではないでしょうか?パワーがものすごく強い神様なので、色んな神社でソサノヲさんを感じ取ることができます。

    神様は子どもが大好き

    もう一つソサノヲさんから感じ取れた性格が、子どもが大好きだということです。ソサノヲさんに限らず、神様は子どもが大好きです。将来この国を背負っていく子どもたちを何よりも大切に思われています。

    一人でも参拝も良いのですが、ご家族一緒の参拝や、お子さんを連れて参拝すると神様はもっと喜ばれます。

    ソサノヲさんは嫉妬や妬みなど人の醜い感情を見てきたこともあり、余計に純粋無垢な子どもたちが大好きなのでしょう。