こんにちは!今日はアマテルカミの教育についてお話ししたいと思います。私がいつも参考にしているホツマ辞典を読んでいたら、気になる箇所を見つけました。
その内容をお話するまえに、今日のお話でメインに取り上げるクシヒコさんの息子コモリカミについて紹介しますが、その前にコモリカミの父:クシヒコさんについておさらいします。
オオクニヌシ:クシヒコさん
当ブログでは、過去に沢山クシヒコさん(一般的にはオオクニヌシの名で知られる)は何度も紹介していますが、クシヒコさんはソサノヲさんの内孫であり、アマテルカミの外孫に当たる方です。
偉大な両祖父を持つクシヒコさんは、御父上のオホナムチさんの後を継いで、オオモノヌシの役職に任じられます。(ちなみに、コトシロヌシというのはオオモノヌシになる前の役職名です。)
モノヌシとはどんな役職?
モノヌシとはモノノベ(今で言う警察官)を統率する役割です。一人のモノノベは3,200家族の面倒を見ていたので、たいへんな数です。実に800人にも及ぶモノノベを管理していたのが、モノヌシという重職なのでした。
モノノベという役割は人の善悪や法を教える役目があり、罪を犯すものを捕らえ、軽犯罪は自ら処罰し、軽犯罪にとどまらない場合にはクニツコに報告して判断を仰いでいました。
オオモノヌシという役職はアメナルミチを体得し、アマテルカミの御心を理解されていたクシヒコさんにぴったりの役職ですよね。
クシヒコさんの妻ミホツヒメ
タカミムスビ家の第7第当主:タカギさんの娘のミホツヒメと結ばれます。このミホツヒメはクシヒコさんとの結婚に当たり、琵琶湖西岸のヨロギ(安曇川町西万木付近)の薬草園を父から譲り受けます。そして、クシヒコさんとの間にミホヒコという男の子が生まれます。
しかし、クシヒコさんもミホツヒメも大変優秀な方だったので、普通の子として生まれたミホヒコさんは自閉症のような症状になりかけます。(優秀な親を持つ子供の苦悩)
子育てに頭を悩ませた、クシヒコさんとミホツヒメはアマテルカミに指導を仰ぐことになり、良きアドバイスを得て、ミホヒコさんは右の臣にまで大成します。
ここまで読んで美鈴は思った。
とはいうものの、具体的に教育論が纏められた古代文献はないので、現存している書物から推し量るしかすべがない状態ではあります。
美鈴が思うに、アマテルカミは男性でも惚れるくらい人格が素晴らしいですよね?きっとミホヒコさんの良い所を見抜いて、褒めて、才能を伸ばしたと思うのです。
アマテルカミは相手がどんな人であっても、目下の人でも、敬っておられたし、最大の賛辞を贈る方でした。そのようなアマテルカミの愛を受けて、右の臣にまでなられたのでしょう。また、母上のミホツヒメが持参した薬草園もあったことから、医学にも精通します。
オオクニヌシを祀る神社の由緒に「医学に精通した」と書かれていると思いますが、医学に精通してたのは、クシヒコさんの息子のミホヒコさんのことです。
ミホヒコさんの偉業はそれだけにとどまらず、各地で灌漑事業を各地で起こして、人々のために尽くします。越国、佐渡の地でも新田開発や灌漑工事にも携わります。
三輪氏が栄えた理由:子だくさんのコモリカミ
ミホヒコさんは奥様のイクタマヨリヒメとの間に男の子16人、シラタマヒメとの間に女の子16人、実に32人もの子に恵まれ、子守りに忙しかったためコモリカミと呼ばれます。このため、後の三輪氏は栄えます。
コモリカミの6女のイソヨリという方は最初はホホテミ様に嫁ぐのですが、後にハデツミさんの三男タケツミさんに嫁いで、タマヨリヒメを産みます。(以前に紹介したタマヨリヒメの系図に追記)
このタマヨリヒメは第十二代アマカミのウガヤフキアハセズ様に嫁ぎ、タケヒト様(後の神武天皇)を産むので、一時は自閉症寸前に陥ったミホヒコさんは天皇の曾祖父にまでなったということになります。
ミホツヒメ縁の神社
現状ではコモリカミだけで祀られている神社は分かりかねますが、ミホツヒメは静岡県清水市三保の御保神社で祀られています。
おまけ
美鈴はミホヒコさんにはお会いしたことがありません。ですが、クシヒコさんには何度もお会いしています。とってもお優しい方です。クシヒコさんに限らず、上古代のご先祖様は皆さまとても優しくて、人格者が多いですね。
参拝者がどんな人であっても、親切にしてくださると美鈴は思っています。
意外なことに、誰でも知っている有名神社にはいないのに、どう見ても地元の人しか来ないよなぁ~みたいなマイナーな神社にリアルに出てきたりします。実はマイナーな神社の方が縁が深かったということなのでしょう。
一度、クシヒコさんの性格を垣間見たことがあるのですが、政治家だけあってかなりの倹約家とお見受けしました。色んなことで、効率的な考えをされますし、行動・言動に無駄が無いんですよね。これはアマテルカミも同じなのです。
警察・検察関係の方?は是非クシヒコさんにお参り頂きたいなぁと思います。
美鈴の育児の悩みも解決?
実は美鈴も育児の悩みは随分抱えていました。子どもがなかなか寝ないし、癇癪が酷い時期があったのです。子育ての悩みって本当に尽きないですよね?
以前にアマテルカミから食養のアドバイスを頂いたと書きました。今でも、アマテルカミのアドバイス通りの食生活を維持しています。野菜中心の生活にシフトしたため、(もちろん大豆・魚介類からタンパク質は摂っています)お菓子・ジャンクフード・惣菜類をほとんど買わなくなりました。
子どもって不思議なもので、親と同じ物を食べます。親がお菓子食べてたら、食べますし、親が野菜を食べるとちゃんと野菜を食べます。
お菓子を買わなくなったので、てっきりお菓子ー。お菓子ー。と騒ぐかと思ったのですが、意外なことに蒸かしたサツマイモやバナナで満足しています。既製品のお菓子をやめて、自然食に切り替えたところ、早寝早起きの習慣もつき、癇癪も収まりました。
つまり食養で育児の悩みの何割かは解決してしまったのです。(やはりアマテルカミは本当に神だった)美鈴の育児の悩みは食生活が原因であると、アマテルカミはちゃんと見抜いておられたのでしょう。
育児のお悩みの方に参考になれば幸いです。アマテルカミの偉業をもっと知りたい方は是非、池田満氏の著書の書籍をお読みいただければと思います。
今日はアマテルカミの教育について取り上げてみました!最後までお読みいただきありがとうございました!