私は以前から一部の神様を除き、神社で祀られている神様は神話ではなく実在した人たちだと思っていました。何故かというと、ある神社を参拝した時に御本殿に御祭神がエネルギー体として存在しておられたからです。神話の存在でしたら、エネルギー体として物理的に存在しているのはおかしいです。
恐らくあまりにも昔に存在していた人なので、後世の人が良く分からずに神話にしてしまったと思っていました。
ホツマツタヱとの出会い
それを裏付ける書物に出会いました。それがホツマツタヱです。ホツマツタヱとは、最古の完写本であり、漢字以前に存在していたヲシテという文字で書かれています。ホツマツタヱは正式な歴史書として認められていませんが、私は内容に信憑性があると思います。
ホツマツタヱの内容は難しいですが、内容を分かりやすく解説している書籍がありますので、是非参考にしてください。
やさしいホツマツタヱ いときょう(著)
古代史ホツマツタヱの旅 第1巻 いときょう(著)
神様にも性格がある
御祭神はエネルギー体として存在しているだけではなく、性格まで分かりました。その御祭神は一般的にはスサノオノミコトと呼ばれており、ホツマツタヱでは「ソサノヲ」と記されています。※このブログではソサノヲさんとお呼びします。
当初は別の神社に行く予定だったのですが道に迷ってしまい、偶然ソサノヲさんをお祀りする神社に辿り着きました。呼んでいただいたのかもしれないと思い、お参りさせて頂きました。
失礼ですが、その神社の第一印象はなんだか暗い…と思いました。神社は大抵パーッと明るくて、晴れ晴れしている所が多いので不思議に思いましたが、波動がとても素晴らしく心地の良い神社でしたので、しばらく長居させて頂きました。
神社の縁起を拝見すると、御祭神は牛頭天皇(素戔嗚尊)と明記されていました。当時はソサノヲさんのことが良く分からず、牛頭天皇?素戔嗚尊?どちらが本名?どうして名前がいくつもあるの?と思っていましたが、後から調べてみると牛頭天皇は仏教の守護神であり、神仏習合の名残で素戔嗚尊と同一人物とされたことが分かりました。
その日は参拝者もまばらで、本殿をぐるっと回ったり、境内を歩いていたら、御祭神が本殿にいらっしゃることが分かりました。すごく不思議なのですが、ソサノヲさんの第一印象はなんだか陰のある神様という感じです。
陰というとネガティブなイメージですが、悪い意味ではなくて昔は悪いこともしたけど、今は国のためを思ってこの国の将来を見守っているという感じです。
ホツマツタヱの中のソサノヲさん
後で、ホツマツタヱを読んで分かったのですが、ソサノヲさんは子供の頃からひどく泣いて、暴れてご両親のイザナギ・イサナミさんを困らせてしまいます。そして、大人になってからはソサノヲさんが起こした事件がきっかけで、お兄さんの天照大神(※当ブログではアマテルカミとお呼びします。)の妃の一人であるハナコさんが亡くなってしまいます。
それを読んだときに、ソサノヲさんにちょっと陰があるように見えた理由が分かりました。お兄さんを悲しませたことが、心のしこりに残っているのかもしれません。
ソサノヲさんは「我こそはソサノヲである、頭が高い!」という方ではありません、むしろ謙虚で深い愛情と慈しみを持ったお方です。そんなソサノヲさんをお好きな方も多いのではないでしょうか?パワーがものすごく強い神様なので、色んな神社でソサノヲさんを感じ取ることができます。
神様は子どもが大好き
もう一つソサノヲさんから感じ取れた性格が、子どもが大好きだということです。ソサノヲさんに限らず、神様は子どもが大好きです。将来この国を背負っていく子どもたちを何よりも大切に思われています。
一人でも参拝も良いのですが、ご家族一緒の参拝や、お子さんを連れて参拝すると神様はもっと喜ばれます。
ソサノヲさんは嫉妬や妬みなど人の醜い感情を見てきたこともあり、余計に純粋無垢な子どもたちが大好きなのでしょう。